オフセット印刷について

オフセット印刷とは

オフセット印刷とはどういったことを言うかというと、印刷版と紙が直接触れ合うことのない極めて特殊な印刷方法です。版につけられたインクを、いったん中間転写体に転写してからそれを印刷物となる用紙等に印刷するので、オフセット印刷といいます。オフセット印刷というと主に平版を用いられておこなわれることから、平版オフセット印刷という言い方をすることもあります。

業界の中では「オフセット」や「オフ」といった略語で呼ばれていることが多いです。また、オフセット印刷の中でも、平版以外に凸版を使用したドライオフセット印刷といったものや、電子写真方式で印刷されるオンデマンド印刷機にオフセット方式が搭載されているものなんかまります。いずれにしても、印刷業界の中ではオフセット印刷という印刷方法が重宝されています。

オフセット印刷のメリット

では、そんなオフセット印刷のメリットとはどういったことなんでしょうか？まず、一度に大部数の印刷が可能という点が挙げられます。さらに、どんな印刷方法よりもスピーディーに印刷することができます。なので、印刷部数が多ければ多いほどオフセット印刷は力を発揮するということになります。
また、早いだけでなくその仕上がりも一級品です。とても綺麗に印刷することができます。容量、質、スピードのすべても兼ね備えたオフセット印刷がいかに貴重で優れた技術であるかということは計り知れないものがあります。