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ノック式ボールペン

ノック式ボールペンとは?

ノック式ボールペンとは、カチっと片手で押すだけでボールペンの芯が本体から出て、もう一度押すと出ていた芯が中にひっこむ仕組みになっているボールペンのことです。電話をしながら、手帳や本のページをめくりながら、片手でカチっとするだけで書く準備が整うので、非常に効率的なボールペンと言うことができるでしょう。

ボールペンには、このノック式ボールペンの他にも回転式のボールペン、そして昔ながらのキャップ式ボールペンがあります。回転式はどちらかと言うとちょっと高級なタイプ、キャップ式は景品や使い捨てのイメージがありますが、最近の主流はノック式ボールペンと言えるのではないでしょうか。

ノック式ボールペンの歴史について

ボールペンの歴史は1884年に始まります。しかし当時はインク漏れが酷く、実用化までには至りませんでした。その後ユダヤ系ハンガリー人のラースロー・ビーローとジョージ兄弟が、1938年にインクの粘度をあげたボールペンの特許をパリ・イギリスで取得します。1943年に彼らは再特許を申請し、アルゼンチンに会社が設立されました。

第二次世界大戦後には世界中で使用されるようになったボールペンは、時と共に進化を遂げました。より書きやすく手が疲れ難いものなど、その進化はさまざまですが、たとえば、普通のボールペンでは仰向けに寝転びながら字を書くことは出来ません。しかしノック式ボールペンの中には、ノックのたびに加圧することで上向きでも字を書くことができるボールペンなど発明されています。


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