付箋
付箋とは?
付箋とは、注意すべきポイントや覚えておきたいポイントなど、メモしておきたいことを書いて貼り付ける小さな紙片のことです。裏側の一部分に薄く糊がついており、何度でも付けたり貼ったりすることができるのが特徴的です。
学習時に本や参考書などに、覚えておきたいポイントや試験に出題されそうなポイントをメモして、貼り付けておくのに大変便利な付箋は、カラフルなものを使用することで勉強のモチベーションをあげるのに役立つこともあるかも知れません。
付箋をただ単に本の栞として使用する場合もありますが、糊の部分が本に付着してしまうと、そこにカビが生える原因になってしまい本を傷めてしまう場合もありますので、図書館などで借りた本や貴重な本には使用しない方が良いでしょう。
付箋ができるまで
今や学生はもちろんのこと、オフィス用品としても必需品となっている付箋ですが、その誕生秘話は興味深いものです。実は付箋は、わざわざ付箋を作ろうと思って開発された訳ではなく、失敗作の接着剤を元に考案されたアイデア商品だったのです。
アメリカの化学メーカーである3Mが「ポスト・イット」として販売した黄色い色の付箋は、1981年に日本でも販売されることになりました。しかし販売当初、残念なことに日本での評判はあまりよくありませんでした。そこで、メモサイズから付箋紙サイズに変更して販売したところ好評となり、現在ではカラーバリエーションが豊富で様々なタイプの付箋が販売されるようになりました。