パイプ式ファイル
パイプ式ファイルとは?
パイプ式ファイルという名称をご存知でしょうか?種類豊富なファイルの中でも比較的新しいものなので、知らないという方もたくさんいるかと思います。ファイリング方法は、リング式ファイルやフラットファイルと同様に、穴あけパンチ等で用紙に穴を開けて挟み込むという仕組みになっています。ではどう違うのかというと、パイプ式ファイルの場合収納できる量と、安定感がより優れています。
すべての欠点が解消されたファイル
どういったことかというと、まずリング式ファイルだと2穴式か全穴式かに分かれます。まず前者の場合、2穴しかないことから安定感があまりなく、片方部分の穴がちぎれてしまうということがあります。そうした場合さらに不安定な状態となり、紛失にもつながってしまいます。収納可能枚数もそれほど多くありません。また、全穴式の場合は、ファイリングできる資料がリフィル等に限られてきます。さらに、全穴式の場合とじ具の開閉がかたいのである一定の力を加えないといけませんし、開閉時に大きな音が鳴るというのもつきものです。。フラットファイルに関しても、手軽な反面強度や安定度はあまり望めず、かといって収納可能枚数も極端に少ないです。
こういったファイルの欠点をすべて解決されたものが、パイプ式ファイルです。リングと違って開閉が簡単でかつ安定感のあるパイプがとじ具に使用されていることで、よりスムーズにファイリングをおこなうことができます。力を加えることなくワンタッチでとじ具の開閉ができ、尚且つ2穴式で安定感があり60mm以上あるというとパイプ式ファイル以外ありません。