スタンプ台
スタンプ台とは?
スタンプ台とは、スタンプを押す時のインクを付ける為の染料を浸透させたスポンジなどのことを指します。カラーが豊富なのが魅力で、定番の赤や黒インクのスタンプ台の他にも、様々なカラーのものが存在します。
ゴム印で使用するのが一般的なスタンプ台ですが、実はゴム印のゴムの部分は油に弱いという性質があり、油性インクのスタンプ台などで長期間使用すると溶けてしまう恐れがあります。ですから、油性インクのスタンプ台を使用する際にはゴム印をずっとインク面に乗せたままにせずに、使用後はティッシュなどでこまめに拭き取ることが必要です。
スタンプ台のインクは朱肉とは違うの?
印鑑を押す時に用いる朱肉と、ゴム印を押す時に用いるスタンプ台は果たして同じ物なのでしょうか?それぞれに色付きのインクをハンコに付けて、それを紙に転写することには変わりありませんが、朱肉は時間が経っても色褪せません。一方スタンプ台のインクは、時の経過と共に色褪せて消えてしまうこともあります。
これは成分の違いによって起こるものですが、ゴム印に朱肉を付けると先述した様に痛んでしまう恐れがあります。また、朱肉代わりにスタンプ台のインクで印鑑を押そうとする場合、印鑑の文字が擦れてしまう場合もあり、上手く捺印できない場合もあります。ですから公的文書や大切な書類には、スタンプ台のインクではなく朱肉を使用されることをオススメしたいと思います。